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フロム・イワテ

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「ツルウメモドキ」という植物をいただいたので、
店内真ん中にどかんと差してみました。
(決して、“生けた”とは言いません。。)

いっきにお店が秋の雰囲気です。



あちらはもうだいぶ秋がやってきてるんでしょうか。
はるばる岩手県から、本日いろいろと入荷しました。

フロムナゴヤの次はフロムイワテです・・
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てくり別冊「いわてのうるし」 1800yen

岩手県盛岡市の「ふだん」暮らしをテーマに
発行している小冊子「てくり」からの別冊です。


漆(うるし)は日本的なイメージがありましたが
実はその97%が中国からの輸入もの。
ということは・・・
えぇ〜っ!とびっくりしましたが、国産漆は残りたったの3%!!

そんな国産漆のうち約7割を占めるのが岩手県の漆なのだそうです。

しかし、漆と言えば、福島県の会津や石川県の輪島が有名・・・
けれども
漆を掻く、木地をつくる、塗る、そして食卓に並べるという
漆にまつわる一連のことがすべて岩手で出来る、地場のチカラがあるのです。

本書では、漆を掻く人、木地をつくる人、塗る人などそれぞれの職人仕事を丁寧に紹介してくれているほかに、漆の基本や付き合い方なども教えてくれます。

前回の別冊「te no te」もすごく丁寧に取材されていて、好きな一冊だったのですが
こちらも前回にも増して丁寧な記事。
漆について詳しくなれそうです。



“岩手は漆器の一大産地ではないし、伝統産業として漆器をつくり続けてきたわけでもない”
という前書きの言葉が気にかかっています。
ここ徳島も、全国的に誇れる産業ってなかなかコレだ!
というものがない地だと思います。
でも、藍染めとか。
徳島には、藍の畑があって、すくも藍を作る藍師がいて、染める人がいる。
藍染めは全国各地に作家がいて、徳島じゃなければということではないけれど、
藍の葉が見られるのは、徳島と、ほんのわずかな地域のみです。

ほかにも徳島でそういう産業はあるかもしれません!
(そんな本を作りたいなあ。。)


あと、こちらは再入荷です。
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てくり別冊「森の食卓 —たいまぐらのレシピ帖」 1000yen

岩手県宮古市たいまぐらに暮らす安部智穂さんが、豆腐、酒粕、せんべい、南部小麦、りんご・・・岩手でとれる食材を使ったレシピを教えてくれます。

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別冊ばかりじゃなく・・・
本家の小冊子「てくり」15号も絶賛販売中です♪

特集は「写真と街と。」
ちいさな写真館の話や、カメラマン対談、「復興の狼煙ポスタープロジェクト」の方の話などが収められています。



そして今回の荷物の最後に、おまけが付いてきました!

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岩手の馬と人との文化を伝えるフリーマガジン「馬と人」です。
http://umatohito.com

最近ネットで見かけて、
読んでみたいなーと思っていたところに、やってきました♪
表紙の馬のイラストの壁がレトロでかわいいのです。

この「てくり」をつくっている「まちの編集室」さんが編集をしているのだそう。


ほんのごくごく少数ですが、配布できる分があります。
馬好き、競馬好き、ジョッキーイケメン好き・・・興味がある方はぜひ♪




★今週は10/12(金)が休業日です。
休業日のお知らせはホームページをご確認ください。 http://utanotane-shop.com

by hanautalab | 2012-10-10 19:23 | 取扱商品のはなし
TOKUSHIMA, SHIKOKU

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