2012年 04月 20日
植物とわたし。
眼科へ行ってさらに視力が低下していることに落ち込んだり
ホームセンターで新生活者並みに掃除用具を買いそろえたり
そして掃除したり(お店の)
いただいた植物たちの鉢の植え替えなどをしたり
と、なかなかお店をはじめてから溜まっていた雑務を
ちょこちょこと片付けていきました。
そんな一日。
それにしても、植物とわたし。
前々からブログのネタに書こうとしていたんですが
なんせ植物を育てられません!
わたしからしてみれば、ほんとに花も草も大好きだし
コンクリートの隙間から生えている雑草なんかも愛らしくて仕方ないのに!
植物ときたらなんだか元気がありません。
お水が少ないのでしょうか?
お水をやりすぎているのでしょうか?
植物によってもお水の欲し方に違いがあるんですよね。
その加減がうまくいっていないようで、
もうどうしたらいいんでしょうね。
植物とわかりあうのは、どうやら難しいようです。
『ボタニカ問答帖』/京阪神エルマガジン社
もし植物がしゃべったら、きっとあーだこーだと文句を言われるに違いありません、わたし。
もししゃべったら…
が、本になったのがこちらの『ボタニカ問答帖』。
「刈れるものなら、刈ってみな。チクリとひと刺し、お見舞いしてやるんだから」トゲのある女/薊(アザミ)。「所詮、虫などは私の知性を前にすれば下等な生物なのだ」挟んで殺す男/ハエトリソウ。
など、植物自らがインタビューに受け答えし、自身(植物)の性質や長い歴史から編み出した生きる術などを語っています。
この本に出てくる38の植物の口調が、なんだかとてもエラそうなのだけど、でもその知恵や技を聞いていると「なるほど」と感心し、あなたたちってすごいのね、と思えてきます。
斬新な切り口から植物を知る、おもしろい一冊。
植物のことをもっと知りたい人や、植物の心がわからない人は、ぜひ。
(ま、本性を知ってしまって仲良くなれなさそうな植物も中にはいますが…)
内容もおもしろいですが、植物の写真もとても美しい。
繊細で、知恵を働かせながら健気に生きている、そんな感じが伝わる写真です。
これからは、文句を言われないように大事にきちんと育てていかなかきゃなーと。
(いや、大事にしているはずなんですが!)
植物は奥が深いです。
がんばります。。
⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘
■ ボタニカ問答帖 /京阪神エルマガジン社 [¥2,100-]
他、収録している植物は
●毒を盛る女[トケイソウ]
●せわしない男[アサガオ]
●気味の悪い女[ヒガンバナ]
●ベタつく女[モウセンゴケ]
など、日本の園芸ショップで手に入る38の植物たち。
その他、わたしのように植物を育てられない人にオススメの雑貨たち↓
■ ボタニカルペン [1本/¥1,050-]
リアルな植物が付いたボールペン(黒)。種類はデイジー、オリーブ、カモミール、ミニローズ(※ミニローズのみ¥1,260-)など。こうやって飾っていると、間違えて水をやりそうになってしまいます(しかし、水をやらなくても大丈夫!)。デスク周りが華やかになる、遊び心ある文房具です。
■ ボタニカルリング [¥3,990-]
ブリザードフラワーがそのままリングになりました。色はホワイト、パープル、ブラウン。繊細なので、日常使いではちょっと難しいリングですが、ここぞという時のおめかしのポイントに。または、プレゼントに。大事にしたいリングです。
by hanautalab
| 2012-04-20 17:21
| 取扱商品のはなし