2011年 03月 27日
一冊の本。
元マガジンハウス『relax』編集長の岡本仁さんが手がけた鹿児島の本。
『BE A GOOD NEIGHBOR ぼくの鹿児島案内。』
vi vo, vaさんで見つけてレジに向かうと
「この本を読んで鹿児島を回ってみたんですが、おもしろかったですよ」
とvivo, vaさん(お名前知らない。。)が鹿児島行きをおすすめしてくれる。
これってすごいことだと思った。
おそらく全国に何人もファンを持つ岡本仁さんが、鹿児島という地を薦めたことで、
この本片手に鹿児島を訪れた人、訪れようとした人がたくさんいるのだろう。
そして、そんな人たちはまた、たくさんの人にこの本を薦め、鹿児島がいかにおもしろい場所だったかを語っているのだろう。
わたしは学生時代、les deuxが作っていたリトルプレス『なごやに暮らす』に惚れ込んで、その冊子片手に名古屋を巡ったことがあった。
たぶん、
そのリトルプレスに出会わなかったら、わたしは名古屋のお店めぐりをしようなんて思わなかったろうと思う。
そのときの楽しかった旅のことを思い出した。
一冊の本が人を動かす。
それってすごいことなのだ。
その感動を起こすことが、わたしが本当にやりたいことなのだ。
ひさしぶりに神戸に出かけてあんまりわくわくしなかったのは
いつもと同じお店ばかりを巡ったからかなと思ったけれど、
そうじゃなかった。
けど、いい収穫がありました。
やっぱり動かなければ見えてこない景色はたくさんありますね。
by hanautalab
| 2011-03-27 14:26
| 日々の出来事、思うこと