2014年 10月 26日
祖谷まで。
秋晴れ快晴のなか、
昨日は午前中に思い立って祖谷まで。「いや」と読みます。
徳島市内から高速に乗って一時間、
さらにそこから山へ山へと向かって約一時間。
徳島県内と言えども、2時間以上もかかればもう県外に遠出しているような感じ。
そして、同じ徳島と言えども
“秘境”と呼ばれるその場所は、風景も風土も徳島市内とは違う。
目的地はところどころに茅葺きの家が残る集落の上の方。
食堂もあるスペース『なこち』。
ここでは香川県の写真家・宮脇慎太郎さんが
祖谷の風土や人をとらえた写真展が開催中なのです。
■ 写真展『剥離する祖谷の虚像と霊性』 http://459magazine.jp/life/10272/
(※ 11/29まで開催延期。金〜日&祝のみオープン)
祖谷の山、水、人、祭り、
何日も香川県から通って撮ったという写真たち。
この土地の、脈々とした自然と人との気配がうつる。
同じ徳島のことだけれど、
どの写真を見ても知らないものばかり。
こんな風景が徳島にもあるんだという新鮮な感動。
山と山が重なりあったような場所、祖谷。
山の上の方にある『なこち』からは山の頂上が目線にあった。
いくつもの山頂を正面にみながら
縁側で「祖谷のお茶」をいただきました。
なんだか甘い風味がする。
11/1(土)には四国じゅうのお茶が集まった”お茶会”がここ『なこち』で開かれるそう。
※ uta no taneはその日は池田町の『プチうだつマルシェ』に出店予定です!
のんびりしてたら
地元のおっちゃんらのグループがやってきた。
「食堂やんよるん!?」
とおっちゃんたち。
本日は祖谷の“岩どうふ”のステーキだそう。
「ほな、食べるけん用意して」と注文して出来上がるまでを待つあいだ、
おそらくディスプレイとして飾ってあった自生?の梨を
「食べるでよ」とぽりぽり遠慮もなく食べはじめた。
「酸いぃなあ、ねえちゃんも一個食べてみるで?」
いただきました。
ちょっとだけ酸いかったです。
生まれも育ちも祖谷のおっちゃんたち。
仲が良さそうな二人はずっと笑って話をしている。
食堂ができたことがうれしいのかな。
その様子にとてもほっこりさせられた。
梨は梨。
飾るものではなく、食べるものなのです。
おっちゃんたちに、祖谷という場所に、
いろいろ教わることがあったような一日のはじまりでした。
[次のお休み]
28(火)、29(水)、31(金)
11/2(日)〜5(水)は家庭の事情によりお休みです。三連休なのに申し訳ございません。
[お知らせ]
11/1(土)は徳島県三好市池田町の「プチうだつマルシェ」に出店のためお休みです。
11/23(日)は愛媛県「道後蚤の市」に出店のためお休みです。
☆ 毎月の店休日はホームページ・FBページでご確認ください。
☆ 入荷情報・急な営業時間の変更はtwitter、FBページにてお知らせしています。
Facebook : http://www.facebook.com/utanotane
twitter : @info_unt
by hanautalab
| 2014-10-26 19:49
| 日々の出来事、思うこと