2014年 03月 24日
雲のうまれるところ
昨日は大阪から畑尾和美さんが来てくださいました。
畑尾さんは言葉を綴って朗読をしたり、糸を紙に縫って絵を描かれたりしている方。
■ http://hataokazumi.net/
畑尾さんの本、
畑尾さんが旦那さまと一緒にされている小さな出版社「BOOKLORE」の本を
uta no taneが取り扱わせていただいていることから
「一度ご挨拶に」とのことで、わざわざ立ち寄っていただいたのでした。
“立ち寄った”と言っても、だいぶ数時間、長話をしてしまいましたが。笑
初めて畑尾さんにお会いしたのですが、意外にも(?)気さくな方で
いろいろおしゃべりしてくださり、楽しい時間を過ごすことができました。
畑尾さんが“ものづくり”をされるきっかけになったのは
永井宏さんのワークショップに参加したこと。
2011年に亡くなられてしまった永井さんは、
元・雑誌「BRUTUS」の編集をされていて、美術作家でもあった方。
そのワークショップで永井さんが言った一言が
畑尾さんのはじまりでもあり、立ち止まって戻るところにもなりました。
その一言は
「誰でもペンさえあれば絵が描けるし、詩が描ける」
ということ。
人はみな誰でも“表現者”になることができるということでした。
それまで“ものづくり”をしていなかった畑尾さんは、
ペンを持ち、言葉を綴りはじめます。
洋裁の学校を出ていたことから、針を持ち、糸で絵を描きはじめます。
声を出すことだけで伝えることができると、朗読をはじめます。
昨日も少しだけ朗読をしてくださいました。
身ひとつ、それだけでその場はアートになりました。
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出会うべき人には出会えていくこと。
必要なときにそれは訪れること。
そして、やっぱり大事なのは「人と人」だということ。
そんなことを実感できた一日でした。
uta no taneという場所を、これからどんな場所にしていくのか、
考えていたことの、大事な部分を改めて教えてもらったような気がしました。
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畑尾和美さんの詩画集。
BOOKLOREさんの本はいつも隅々まで愛情を感じます。
そんなBOOKLOREさんが立ち上げたwebshopもどうぞご覧ください。
愛情が見えます。そしてそこには必ず「人と人」がいます。
■ 雲のうまれるところ http://kumonokouba.com/
☆[ご予約受付中] 2014.04.12 sat 島津田四郎LIVE at. uta no tane
詳細はコチラ→http://hanautalab.exblog.jp/22257059/
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http://utanotane-shop.com
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by hanautalab
| 2014-03-24 15:55
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