ものがたりのあるものづくり

今日も暑いですね。

ちなみに先日の夏バテ気味の体調からはなんとか復活しています。
でも、またこうもムシムシ暑いとまたバテてきそうです。
だから定期的にだらだらと過ごして体力温存。

そんなだらだらな今日は最近買った雑誌を紹介します。


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オズマガジン8月号。夏の旅特集。
http://www.ozmall.co.jp/ozmagazine/index.asp

表紙のきれいな原っぱが印象的です。
のんびりとした旅が想像できる景色に惹かれて手にとりました。

そして、特集はこの見開き2ページからはじまります。
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黄色い花が咲く、なんにもない広い原っぱ。風が流れているかのように気持ちいい風景。
たくさんの文字を載せるわけでもなく、ただ広い原っぱの景色だけを見せる、この見開き2ページに感動しました。


オズマガジンは女性誌でもあり、情報誌というジャンルにも属する雑誌だと思います。けれど、情報を「文字」や「形」で伝えるのではなく、なにか「空気」のようなもので伝えようとしている姿勢が、この見開き2ページに現れていると思いました。

特集はこのイメージ写真からはじまり、軽井沢、葉山、松本…と、もちろん「空気」を伝える写真も挟みながら、お店やグルメの情報を載せてくれています。旅の一冊としての機能も持ちつつ、旅をしているような世界にも浸れる工夫に、素敵な雑誌だなあと改めて感じました。


実は以前にオズマガジンの編集者さんとお話ししたことがあります。そのとき仰っていたのは「ストーリー」を大事にされているということ。情報を詰め込めるだけ詰め込み、付録でもなんでもつけて「得」を唱える雑誌が多い中、「ストーリー」に重きを置く雑誌は貴重だと思います。そして、業界の波に流されない、志を持った編集者たちがたくさん揃う会社はうらやましいな、と感じたものでした。

雑誌の目的はどんなものであれ「伝える」ことにあると思います。今は厳しい業界なもので、どうも「伝える」ことよりも「売れる」ことに流されてしまいがちです。だって、売れないと「残る」ことができないのだから。ただ、そこで「残る」ために、人の心に「残る」雑誌づくりを目標に掲げたオズマガジンは素敵です。紙雑誌だからこそできる「ストーリー」のあるものづくりを、そして「伝える」ことを。

あの見開きページは、しっかりわたしの心に残りました。



編集者Oさん、体調悪そうでしたが今は元気なのでしょうか。
いつかわたしがリトルプレスでもつくれたら、それ持ってまた会いに行こうと思っています。
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by hanautalab | 2011-07-30 16:31 | 日々の出来事、思うこと
TOKUSHIMA, SHIKOKU

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